奥手の恋も恋は恋

何度目だのリニューアルです アラフォーですが、中身はまだまだこどもです
そんな女の、不器用な恋を綴ってまいります

天国からの手紙

なぜだか急に思い出した 子どもの頃読んで感動した本
大分昔のだけど いまでもあるのかな


※ 以下 ネタバレなので読む予定(笑)の方ここでストップ





ある仲良しの3人家族 両親に小学生の少女


大好きなお父さんが 交通事故で急逝


家族は嘆き悲しみます 特に 病院にかけつけたときの描写にとてもリアリティがある
音読したらうちの両親が涙を流してもうやめてくれと言ったほど


父の死を受け入れられない少女は ビール大好きだった父を思い出し
天国のビール村へとあてて手紙を投函します


死を受け入れられない母もまた 無気力になり家事、育児放棄へ 家族はバラバラ


そして なんと返事が届きます 喜ぶ少女 しばらく文通が続くのです
父からの返事は彼女の生活をつぶさに 見守るあたたかなものでした


そして、近所に父と生き写しの人がいる一家が越してきます


仲良くなり家族ぐるみの付き合いがはじまるのですが 文通が続いていたこともあり
少女はいよいよ死んだはずの父が生き返ったものと錯覚し そこから悲劇がはじまります


そして 父からの最後の手紙が届きます こう綴られていました


手紙など書くんじゃなかった そのひとは他人の空似で別人です
そして自分は死んでいるとはっきり告げます


困惑する少女ですが 事実を知らされます


手紙の返事を出していたのは お母さんでした


何度もビール村への手紙が届き、郵便屋さんが困って母をたずねてきて
母がかわりに返事を出していました


母もまた父の死を受け入れられず 少女とも心が離れてしまっていたようにみえて
それでも思いに応えていた 


ここの苦悩を思うと 最後も泣かされました


少女はやがて死を受け入れ、元気を取り戻していきますが


良本だと思います 当時びっくりしたのが 児童文学(主に少女)でファンタジーっぽいのが流行っていて 作家さんが普段はそういうライトなものを手掛けているのに
こういう深いテーマで文体も変えて書いてきていたので


すごく意外でそのあたりも感動


子どもの頃読んだ本って 思い出深いです


また読んでみたいな 当時とはまた違った感想をもつのかな
気になったら読んでみてください おすすめです